ドカドカうるさいフラットツイン

 
遂にRSの改造工事に手を染めてしまった。

キッカケは至って単純。

昨年12月、給与口座以外に支払われる交通費口座=道楽秘密資金の存在が女房にバレた。

だからその金目当ての要求が来る前に、残高を減らしておこうと言う単純な発想。

 

RSに手を加える構想は以前から頭の中にはあった。

手始めに昨年11月末にカウルスクリーンを動研製のものに変更。

ノーマルとあまり変更はないが、ルックスはちょっといい感じ。


で、その次がマフラーだった。

初期構想では、FLATのスポーツマフラー&スポーツROMの組み合わせを考えていた。(コスト度外視)

が、色々調べてみると車検非対応。

車検の度にノーマルに変更するのも面倒なので結論は×。

結局、バッフルをかませば車検対応できるSTAINTUNEに決めた。(コストパフォーマンスも高い)

また、過去の経験から筒抜けマフラーで低速が犠牲になるのを恐れ、点火系にノロジーのHOTwireも同時施工。

あとは点検に合わせ、店にやってもらうだけ。(けどこれって、単にワシは施主ってことやね)

ここまでは、ほぼ構想通りだ。(だが秘密資金の残高はもう殆ど残っていないのだ、、、)

 

じゃあ、乗ってみたらどうなんだい?

音:バッフル無しだとじゃかましい。

  そこいらのストリート系とやらの餓鬼とあんまり変わらない。

  同じ水平対向のレガシーの音を想像していたが、見事に外れた。(四発と二発じゃ違うわなぁ)

  レガシーの様に”ゴッゴッゴッ”でも無ければ、ドカの様にドカドカドカ”でもない。

  ”ヴォヴォヴォヴォ!”と言った等間隔連続爆発音。(エンジンの廻り方と同じ)

  高速では耳が疲れるやろうなぁ。

  数十Km走ってみて、その後バッフルを取り付けてみたが、逆にノーマル音をちょっと大きくした程度。

  消音効果は抜群だが、、、全く持って拍子抜け。

  バッフル有りとノーマルの中間くらいの、うるさくなくて、且つ静かでもない音を期待していたのだが、、、。(矛盾やね)

  だが、低速から廻していくとたまに期待していた”ドコドコ”音が聞こえて、個人的にはこっちの音の方が好きだ。

:ノロジーの成果か、マフラーの成果か?

  マフラーはバッフル無しだと、明らかにノーマルよりアクセルレスポンスが良い。

  ノーマルだと、ドンと開けても一呼吸置いて反応するダルイ反応があって不満だった。

  まあ、それが長時間長距離走行も疲れないのだと言う人も居るが、、、、全ては好みの問題だと思う。

  過激なフラットツインを作りたかった自分にとっては、開けたら開けただけリニアに反応する方が好み。

  (けど安易に1100Sなんかにはしない、RSにこだわりが有るからネェ)

  エンジンの廻り方自体もノーマルより明らかに軽い。

  また予想外に中低速でのトルク感が、ぐーんとお得に一回り位アップした感じ。

  かなり満足。

  だが、バッフルを付けるとバッフル無しに比べ意外にも低速でのアクセルのツキが悪くなる。

 (顕著ではないし、、ノーマルよりは数段マシだが、、)

  まあこの辺りは長年乗らないと比較は出来ない。

  更にはノーマルの重量からマフラーの重量(僅か数キログラム)減っただけで、車体が一回り小さくなった感じがする。

  感覚的なものなんだろうけど、こりゃあ楽だ。

 



総括:まあ結果は結果として満足はしている。

   だが、まだまだ最終構想には程遠い。

   今後はショックを含めた脚回り、ポジション変更、
      そして極めつけは全体を渋いシルバーグレーとかにしたいね。

   まあ今後十年付き合って良くワケなんで(ホンマか?)、
       コツコツ秘密資金を貯めて、長い眼で見ていくしかないね。

   (と言っている間に、またHIDバルブを安価でつけないか?と言う悪魔の誘いが、、、、後日報告)

        **待て!!次号**