2007年11月:僕らもニコラ・ブーヴィエに出会った!

ひよんなことから僕らもニコラ・ブーヴィエに出会った。

地球は狭くなったがまだまだ世界は広い。

 

Nicolas Bouvier


ニコラ・ブーヴィエ

Nicolas Bouvier

略歴

(1929-1998)スイスの作家、旅行家、図像調査士。
1953年から大旅行。ユーゴスラヴィア、トルコ、イラン、パキスタン、セイロンを経て、1955年、日本に到着、日本各地で一年を過ごす間に写真家となる。
その後世界中を旅行する。
著書は、『日本滞在記』(全訳は『日本の原像を求めて』1994、草思社)や本書に抄録した『世界の使い方』『かさご』『アランおよびその他の場所の日記』をはじめ、『スイスの民衆芸術』(1991)、ロングインタビュー『旅と壊走』(1992)、ドキュメンタリー・フィルム付録の『ふくろうとくじら』など。ロラン・バルト『記号の国』にも写真を提供している。没後も評価は高まる一方で、2004年にはガリマール社から作品集が刊行された。


ブーヴィエの世界
[著者] ニコラ・ブーヴィエ   [訳者] 高橋啓  
「旅の終わりは/すかんぴん/まったくのすかんぴんがいい」 1953年、20歳を過ぎたばかりのニコラ・ブーヴィエは、ちっぽけなフィアットで旅に出た。ベオグラードで画家ティエリーと落ち合い、 ...

日本の原像を求めて


ニコラ・ブーヴィエ 著 高橋 啓 訳 草思社
1994年11月 発行 ページ 261P サイズ 四六判  2,548円(2,427円+税)
ISBN 978-4-7942-0575-9 (4-7942-0575-9) C-CODE 0039 NDC 291.09


The Way of the World Nicolas Bouvier、Thierry Vernet、 Robyn Marsack (ペーパーバック - 2007/8/13) 


Coyote(コヨーテ)No.22
Coyote(コヨーテ)No.22
特集 僕らはニコラ・ブーヴィエに出会った[東への漂泊]

1953年スイス。ちっぽけなフィアット500・トポリーノに乗り込み、未知の世界へ出発したニコラ・ブーヴィエ。3年におよぶ自動車旅行の記録は、『世界の使い方』という一冊の本に結実した。ヨーロッパ各国で「旅のバイブル」と呼ばれるようになったこの作品を紐解きながら、ブーヴィエの旅を拡げ、新しい世界との出会いの先にあるものを探る。

・トラベローグ 「サンルイ島の祝祭日」
写真=操上和美 文=新井敏記

・エッセイ 「唯一無二の旅行記」 文=鹿島茂

・インタビュー 『世界の使い方』をめぐって〜ニコラ・ブーヴィエ、ロングインタビュー〜
聞き手=イレーヌ・リヒテンシュタイン=ファル

・コラム ブーヴィエの言葉から1<写真家になったきっかけ>
ブーヴィエの言葉から2<コロニーの家>

・フォトエッセイ ブーヴィエをたどる旅「もっとも美しい場所」
文・写真=エリック・レヒシュタイナー

・ブックガイド ブーヴィエ主要作品紹介
鹿島茂さんお薦めの7冊「こんな旅行記もあるぞ!」

・クロノロジー ニコラ・ブーヴィエ年譜



Coyote(コヨーテ)No.22
<その他のラインナップ>
・森山大道「ハワイ」

・藤原新也「日本浄土」〜尾道2〜

・ホンマタカシ「Our Garden」

・とーあんしやさ[琉球料理の記憶と味の物語2]
文=駒沢敏器 写真=関博

・柴田元幸翻訳叢書[EXPLORING OLD LITERARY FOREST] 第七回ジャック・ロンドン『影と閃光』 絵=板垣しゅん

・木原千佳「肖像」第七回 ジョルジェット・ジウジアーロ

・最初の一歩 第二十二回 伊藤キム「世界一周のあと」

・瀬戸照「山水踏日」 第七回 銅のみち

・星野道夫メモリアル・トーテムポールプロジェクト通信6


現在手に入るだけの著作をすぐに手配した。 

Coyoteに関しては都合6冊も手配してしまった。

 

余計なおせっかいは焼かないつもりなのだが
今回は仲間に配った。