2005年9月:Truth or Consequences

一体この街の名前をどう訳せばいいのだろうか?

真実か成り行き
真理か結果
真理あるいは帰結

この街はNM (New Mexico)州にある。
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http://www.truthorconsequencesnm.net/index.htm

 

今回は本当に成り行きでこの街にある温泉に行って来た。
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Riverbend Hot Springs

行き方はI-25をExit 75で下り、東に向かう。途中でWilliamsburgという小さな街を通過するが
しばらく走るとTruth or Consequencesに入る。
Main St.をしばらく走り右折しAustinという通りを河まで走る。
Austinという通りは河の手前で左に折れるがその折れる右手にこのRiverbend Hot Springsはある。
その手前にも沢山温泉はあるが河を見ながら温泉に浸れるのはここしかない。

元々ネイティブ・アメリカン(先住民:つまりインディアン)が癒しのために温泉を利用していたとのことである。
*インディアンという表現は政治的に正しい用語ではないかもしれない。
 だからネイティブとかマイノリティーとか表現される。



大河の畔(ほとり)で温泉に浸る。
贅沢の極みである。


【取引現場】

あまり詳しくは書けないが、コロンビアからの麻薬ルートは現在3本ある。
現在の一番のルートはこの砂漠の街である。
手口はこうだ。
国境の南側でやたらと金回りのいい奴に声を掛けられる。
車で国境を越え、あるショッピング・モールに車を止めるだけで約US$2,000を支払うが、どうだ?
という感じである。

連中は後でその車を回収しぼろ儲けする。
何も知らない兄ちゃん姉ちゃんが国境を越えて駐車して来た車の中には麻薬がどっちゃり入っているという寸法。

今度はこの国境の南側の街の名前がタイトルになった映画が公開される。

私が言っていることは大げさでもなんでも無い事がそれでわかると思う。

次のZはその取引現場で撮った一葉である。




【ひょっとしたら生まれて初めて自分で金を出してこの麦酒を買ったのかもしれない】

チェコの本物を飲んだ後にこのインチキみたいな麦酒など絶対飲めない・・・と近年ずっと信じて生きて来た。
でも飲みなれると結構美味しい。
麻痺というのが人間一番怖いと思う。



【自分なりのケジメをつけてきた】

英蟯虫:2003:■(最初で最後の)アメリカ縦断(その実テキサス横断)■

で移送した車を昨年夏に或る人が空中大回転にゃんパラリ・・・としてお釈迦にした。

車のまた後継車を運転して国境の南の街から片道で半日運転してまた帰ってきた。
お釈迦にした車の残骸は何も残っていなかったがその横を走って帰ってきた。

中間地点に唯一ある街が次の画像の街である。

もう少し走ればこの街に辿り着けたのに。

これが自分なりのケジメである。



【妬(ねた)み、僻(ひが)み、挙句には自爆テロかぁ?

何の努力もせず貧困を恨んで、言い訳ばかりして生きている連中が多い。
宗教的には全ての人に平等に富を分け与える・・・なんてことになっている様だが
実際はそんなことないだろうが!と言いたい。
ただただ地中から石油が出ただけで大金持ちになって王族一家を形成している連中。
経典の教えを遵守するならその石油も全ての人々に平等に分け与えるべきだと思う。
だから連中の信仰心ってなんだか胡散臭いものが感じ取れる。

他人の幸福を妬(ねた)み、僻(ひが)み、挙句には自爆テロっていうのは
我々異教徒にとっては迷惑以外の何者でもない。

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教・・・近親憎悪は理解できるが、他者に迷惑をかけるな!と言いたい。

一体この地球は誰の物?酸素は誰の物?水は誰の物?石油は誰の物?


最近は味噌ラーメンとかカレーとかばかり食べている。
そうした単純な料理が恋しくなる。

電子レンジは嫌いだが電子レンジで2分加熱したら出来上がるご飯に
3分間釜茹でにしたら出来上がるレトルトのカレーをかけて飢えをしのいでる。

本当は自分でチキン・トマト・カレーを作って食べたいのだが・・・
太るから敢えてやめている。
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レシピはここを参照願います。


【蟹(かに)とか蝦(えび)とかは美味しいかもしれないが面倒臭い】


【流れる雲を追いかけて】

ただの水蒸気かもしれないが雲を見ていて飽きない。

時々刻々とその色と形を変える。

雲を追いかけている最中に夕陽を追いかける羽目になりひたすら西に走る。







結局追いつけず引き返す。



いきなり雷雨になる。
雷雨を絵にしようと100回以上シャッターを切るが現行のSony製品では限界があり、
まともな絵は撮れなかった。



唯一それらしいのがこれ。

 


【流れる雲を追いかけて 2】

数年前にこの小さな街に迷い込んだ時には本当に理想的なバラックが散在する
放置された街であった。



駄菓子菓子その街は豹変していた。
ハリボテではあるが新築の家が増殖中であった。
暴動が起きると困るので実勢価格は記さないが
某島国の住宅価格に比べたら本当に1/3程度のものである。
(面積を考慮するとその差は途轍もないものになる)





但し家の質自体は本当に良くない。
ハリボテ、もしくは舞台セットと大差無いレベルである。




東を見るとこんなに明るいのに


西を見るとそろそろ陽が沈む直前であった。
山の向こう側が赤く燃えている。


持ち家というものに拘らなくなってしまったのでもうどうでもいいが、
本当にハリボテの家は簡単に増殖してしまう。
そして付近の資源を食いつぶしまた繁殖を繰り返す。
まるでイナゴやばったの大群を思い出してしまう。

一体地球は誰の物なのだろうか?


【イタ飯屋:今月のスペシャル】


単純で単細胞なので『The Godfather』を観るとついついスパゲッティを食べてイタリアン赤ワインが飲みたくなる。

だから行きつけのイタ飯屋に行き「今月のスペシャル」を注文する。
赤ワインの前にはイタリア麦酒「PERONI」を飲む。

今月のスペシャルはチキン・カツであった。
なかなか美味しかった。





【ハビエル主催の晩餐会】

連中はバラバラバラバラ集まってきてダラダラダラダラと飲み食いを続ける。
核というものも無く、また締めも何もない。
満腹になった連中からパラパラパラパラと帰って行く。
日付が変わった頃からハビエルが冷凍蝦を解凍し始めた。

彼のスペシャル料理は次のとおりだ。


1.蝦を解凍する。


2.レモン(ライム)を絞り、塩と秘伝のチリ・ソースを加えて手で揉む。


3.フライパンにサラダ油を敷き炒める。


4.しばらく蒸らす。


5.完成:ソースも結構美味しい。
 所謂メキシカン・蝦・チリである。






【付録】
メキシカン・サルサ:ハビエルの義理の兄貴から伝授された。

ハラッパニオン(チリの一種)とトマトを湯掻く。
塩とレモン(ライム)を加えてミキサーでドロドロのトロトロに粉砕する。
辛さの調整はチリの量で決まる。
たまねぎのみじん切りを加えてもいい。

上の方にかすかに写っているのは「チチョローン」と言って豚の皮を油で揚げたものである。
麦酒との愛称はとても良い。




【2重の虹を見たかい?】

綺麗な半円弧の虹を見た。
それも2重の虹だ。

今年は地球自体が水難の相の様である。


【あなたの未来】


【だから零雑師範本当なんだってばあ!】

この前夢の中で零雑師範に一方的に罵倒されてしまった。
人差し指ならまだしも中指で何度も指されて罵倒されてしまった。

「隼顔をしたGSX-Rを見た」というと
零雑師範は
「そんなものあるわけないだろうが、鈴木海苔ぢゃあないあんたに何がわかる!」
と罵倒された。

本当なんだって!